--- title: "コンテナの使用状況を自動追跡" order: 5 hidden: true ---

ProGetは、Otter や Kubernetes などの外部リソースに接続して、Docker コンテナイメージが使用されている場所を収集して表示できます。

コンテナスキャナを構成する

コンテナの使用状況を表示するには、まず [Manage Feed (フィードの管理)] > [Usage & Scanning (使用状況&スキャン)] ページからコンテナスキャナを構成する必要があります。

コンテナスキャナは拡張可能コンポーネントなので、拡張機能を作成できます。

Otter の設定

サーバーからコンテナの使用状況の情報を収集するよう Otter を設定できます。設定の手順については、Otterドキュメンテーション内のサーバパッケージをご覧ください。

Otter がコンテナデータを収集するように設定したあと、パッケージ/コンテナ使用状況 API へのアクセスを許可するための API キーを作成する必要があります。

キーが作成されると、OtterスキャナをProGetに追加する準備が整います。

Kubernetesの設定

ProGetは、Kubernetesクラスタをスキャンし、ProGetに蓄積されているイメージの中で現在使用されているものを特定できます。これは Kubernetes API を通して Kubernetes に接続することが必須です。

Kubernetes API

Kubernetes Web APIを使用した場合、ProGetはインフラストラクチャ内で使用中のイメージをスキャンして探すことができます。Kubernetes APIがデフォルトで 有効化されていない場合もあります。Kubernetes APIへのアクセスを有効にするには、以下のコマンドを実行してください。

kubectl proxy --port=8080

APIが検知するポートを特定します。

Kubernetes APIの認証

認証を実行する方法はさまざまです。Kubernetes APIの認証についての 詳しい情報は認証ドキュメンテーション(リンク先英語)からご覧いただけます。現在、ProGetはベーシックな認証とBearerトークンに対応しています。

Kubernetesスキャナの作成

ProGetによるKubernetesクラスタのスキャンを許可するには、[Administration (管理)] > [Exstentions (拡張機能)] からKubernetes拡張機能をインストールする必要があります。

ソースを作成したらKubernetes APIのURLを入力し、APIへの接続に必要な認証の種類を選びます。[User Name (ユーザー名)] と [Password (パスワード)] のフィールドは、 [Basic Authentication (ベーシック認証)]にのみ使用します。[Bearer Token (Bearerトークン)] 認証を選んだ場合は、Bearerトークンが必要です。

Kubernetesスキャナをフィードに追加する

Kubernetesスキャナは、一つ、または二つ以上のコンテナレジストリに使用できます。レジストリにスキャナを追加するには、まずスキャナを追加したいフィードに移動してください。次に、右上の [Manage Feed (フィードの管理)] ボタン、 [Usage (使用状況)] のタブの順にクリックします。[Feed Conrainer Usage Scanner Sources (フィードコンテナ使用状況スキャナソース)] テーブルの上部にある [add (追加)] のリンクをクリックすると、スキャナをレジストリに追加できます。

コンテナの使用状況を確認する

データが収集されると、ProGet内のコンテナイメージに [Usage (使用状況)] のタブが表示されます。このタブをクリックすると、イメージを使用している全てのサーバと、コンテナ名やステータスなどその他の関連情報が表示されます。