--- title: "ProGet の拡張について" order: 4 hidden: true ---

ProGet の機能の一部は、コアの機能とサードパーティツールとの統合を提供するプラグイン可能なコンポーネントライブラリの一種である拡張機能を介して配布されます。ProGet のインスタンス内の [Admin (管理)]> [Extensions Page (拡張機能)] ページでは、ロードされている拡張機能を確認したり、新しい拡張機能またはアップグレード拡張機能をインストールしたりできます。

ビルトインおよび必要な拡張機能

ProGet には、拡張機能として Inedo.SDKInedoCoreAmazon AWSAzure があります。

この中で必要なのは Inedo.SDK と InedoCore だけですが、ビルトインされている他の拡張機能もインストールしたままにしておくことをおすすめします。もしそうでない場合、UI (ユーザーインターフェイス) に「ソフトウェアにコア機能がない」という警告が表示されます。加えて、もしクラウドストレージを構成している場合は、これらのフィードも動作しなくなります。

新しい拡張機能と更新

ProGet では、proget.inedo.com/feeds/Extensions フィードへの接続が自動的に行われ、新しく利用可能な拡張機能と更新が通知されます。通知された項目は、同じ拡張機能の概要ページからダウンロードとインストールが可能です。

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これらの作業は、inedo.com へ接続して行うのがおすすめです。しかし、必ずしもそうする必要はありません。また、ProGet インスタンスが https://proget.inedo.com/upack/Extensions に接続できない場合、拡張機能の更新は手動で行う必要があります。

独自の拡張機能の作成

Inedo SDK を使用することで、独自の ProGet 拡張機能を作成できます。これを行うには、次のドキュメントを参照してください。

カスタム拡張機能をインストールする場合は、Offline Extension Installation (オフラインでの拡張機能のインストール) の手順に従ってください。

手動でのインストール

インストールを行う際にインターネットへのアクセスが制限されている場合や、最新バージョン以外をインストールする場合、拡張機能の手動インストールが可能です。

デフォルト拡張機能のインストール

製品をインストールする際にインターネットへのアクセスが可能な場合 (特に https://proget.inedo.com/upack/Extensions)、[Admin (管理)] > [Extensions (拡張機能)] ページから、拡張機能の利用可能な最新バージョンを選択してインストールできます。

オフラインまたは以前のバージョンの拡張機能のインストール

  1. 公開されている ProGet フィードから目的のバージョンの拡張機能をダウンロードします。注意:公開されている ProGet フィードには、ファイル名にバージョンが含まれています。このバージョン名は、手順 3 で削除します。たとえば、InedoCore-1.7.11.upack は InedoCore.upack に名前を変更する必要があります。
  2. 拡張ファイル (Sonatype.upack など) を拡張パスにコピーします。拡張機能が保存されている場所を確認するには、ProGet 内の [Admin (管理)] > [Advanced Settings (詳細設定)] ページにアクセスし、Extensions.ExtensionsPath の設定を確認します。
  3. ファイル名が extensions ディレクトリの <extension-name>.upack フォーマットに従っていることを確認します。また、たとえ拡張子が違っていたとしても、そのディレクトリ内に同じ名前のファイルが他にないようにしてください。たとえば、Windows.inedox をインストールする際にすでにディレクトリ内に Windows.upack ファイルがある場合、そのファイルを削除する必要があります。
  4. [Admin (管理者)] > [Service (サービス)] > [Restart (再起動)] を選択して、ProGet の Windows サービス (INEDOPROGETSVC) を再起動します。
  5. [Admin (管理者)] > [Service (サービス)] > [Restart Web App (ウェブアプリを再起動)] を選択して、IIS アプリケーションプールまたは統合 Web サーバーサービスのいずれかで ProGet ウェブアプリケーションを再起動します。
  6. [Admin (管理)] > [Extensions (拡張機能)] ページの表に新しい拡張機能がリストされていれば、正しく読み込まれています。

プレリリース

拡張機能のプレリリースバージョンにアクセスするには、ProGet でプレリリース拡張機能フィードを使用するように設定を変更します。プレリリースフィードをインストールするように指定するには、インストールした製品の [Admin (管理)] > [Advanced Settings (詳細設定)] ページにある Extensions.UpdateFeedUrl 値を次のように設定します。

https://proget.inedo.com/upack/PrereleaseExtensions

このフィードには、既定の URL (https://proget.inedo.com/upack/Extensions など) に設定されているコネクタがあるため、プレリリースバージョンがない場合には最新の安定バージョンも利用できます。